「男なんていらない。私は一人で生きていく」
中学生の頃、私はそう固く心に誓っていました。
男性不信、恋愛経験もほぼゼロ。そんな私が37歳で結婚相談所に飛び込み、8か月で成婚退会できました。
「こんな私が婚活なんて」と思っている方に、伝えたいことがあります。
大丈夫です。私も、あなたと同じでした。
この記事では、男性不信になった背景から、結婚相談所に入会してから感じた変化、そして成婚に至るまでの本音をお話しします。
著者「恋愛経験がない」「男性が怖い」「結婚に良いイメージがない」
そんな悩みを抱えている方にとって、少しでも希望になれたら嬉しいです。
私が男性不信を乗り越えて 38歳で結婚相談所で8ヶ月成婚した全記録 は、こちらの記事で詳しくまとめています。
- 恋愛経験がない人こそ「結婚相談所」が向いている
- 「ドキドキ感」よりも「一緒にいて安心できるか」が大切
- 「選ぶ側」だけでなく「選ばれる側」の意識を持つ
- 過去は変えられないけれど、未来は自分の手で作れる 。
なぜ男性不信になったのか|私の背景
家庭に漂っていた、張り詰めた空気
私の育った家庭は、いつも張り詰めた空気が漂っていました。
父は外ではいい顔をするけれど、家の中では口先だけで何もしない人。家事はもちろん、近所付き合いや面倒な手続きもすべて母任せでした。
そんな父の代わりに家庭を回していたのは母でした。料理・掃除などの家事全般に加え、なんと日曜大工まで、すべて母が一人でこなしていました。しかし、その負担は母の心を蝕んでいました。
父は自分の思い通りに物事が進まないと感情を爆発させました。怒鳴り声が家中に響き渡る日々。母は「どうして私ばっかり!」と思いながらも、黙って耐えていました。
そんな母の背中を見ながら、私はいつしかこう思うようになっていました。



結婚なんてしたら、お母さんみたいに全部一人で背負わなきゃいけない。
男の人は口だけで何もしない。結婚は女性にとって『地獄の始まり』
その思い込みが、私の結婚観を決定的に歪めていました。
「結婚しない人」には4つのタイプがある
大人になった今の視点で、これまでの出会いや自身の経験から分析すると、人が結婚しない(できない)理由は大きく4つに分けられると思います。
① 男性不信・家庭環境のトラウマ型
私のように親の関係を見て「結婚に良いイメージがない」タイプ。無意識に異性を遠ざけてしまいます。
② 家庭環境が良すぎた「居心地最高」型
実家が快適すぎて、そこから出るメリットを感じられないタイプ。
③ 仕事・趣味没頭型
やりがいのある仕事や趣味に全精力を注いでいるタイプ。私の20代〜30代前半もこれでした。
④ 金銭的不安型
経済的な事情で、結婚後の生活に自信が持てないタイプ。
私は長年「③趣味没頭(アイドル)」を隠れ蓑にして、「①男性不信」という課題から目を背け続けていました。
37歳で、婚活を一念発起した理由と挫折
「孤独な老後への恐怖」が私を動かした
37歳のある日、ふと「孤独な老後への恐怖」が押し寄せてきました。
業務がリモートワークに切り替わり、人との交流の大切さを痛感したのがきっかけでした。
「親はいずれいなくなる。推しは私を介護してくれない。このまま一人で死んでいくの?」
その恐怖が、凍りついていた私の心を無理やり動かしました。
恋愛経験は少ないけれど、結婚相談所の入会を決断
私は自己肯定感ゼロ。男性不信で恋愛経験も少ない。
そんな私が結婚相談所に飛び込むのは勇気がいりました。
「40歳まであと数年。1年やってダメなら、もうきっぱり諦めよう」
高い入会金を払い、私は覚悟をもって婚活を始めました。
しかし入会当初の現実は残酷でした。
何十件申し込んでも、お見合いが組めない。
「会ってみたい」と思える人からはことごとく断られる。
「高いお金を払っているのに、どうして?」「やっぱり、私には価値がないんだ」
頭を抱える中で、私はようやく気づきました。
私が結婚できないのは「いい人がいない」からでも「運が悪い」からでもない。
幼い頃に刻み込まれた「結婚=地獄」という思い込みを手放せていないからだと。
ここから、本当の婚活。自分自身の心との戦いが始まりました。
恋愛経験が少ない人が結婚相談所に向いている理由
実際に活動してみて、「恋愛経験が少ない人こそ相談所が向いている」と強く感じました。
① アドバイスがもらえる環境がある
結婚相談所にはカウンセラーがいます。お見合いの振る舞い方、プロフィールの書き方、交際の進め方等を教えてもらえます。
私は入会後、相談所の無料セミナーに積極的に参加しました。会話術や心理系の講座もあり、お見合いや男性への対処法を体系的に学べました。



最初のお見合いでは緊張しすぎて、相手への相づちくらいしかできませんでした。
でもセミナーで学ぶうちに、少しずつ自分を表現できるようになっていきました。
② 「全員が結婚前提」という安心感が怖さを和らげた
マッチングアプリでは相手の真剣度がわかりません。しかし相談所は全員が「結婚を前提に入会している」という前提があります。
遊び目的の人がいない。この安心感が、男性への怖さを少しずつ和らげてくれました。
また、実際に会ってみると、女性慣れしていない男性も散見されましたが、たいていは穏やかで優しい男性ばかりでした。
私が苦手な「ガツガツ・気難しい男性」はほとんどいなかったです。
③ 並行交際で「自分の好み」がわかっていく
相談所では複数の方と同時に仮交際を進める「並行交際」が認められています。
最初は「浮気しているみたいで罪悪感がある」と感じていました。
でも多くの人と会ううちに、自分が何を大切にしているか、どういう人に惹かれるのかが少しずつ明確になっていきました。
恋愛経験が少ない分「比較対象がない」という悩みがありましたが、並行交際がその不安を解消してくれました。
④ お断り代行がある
振る側にも精神的なダメージはあります。
「せっかく会ってくれたのに申し訳ない」という気持ちは、毎回ありました。
しかし相談所ではカウンセラーがお断りを代行してくれます。
直接断る気まずさがない分、精神的な負担がぐっと減りました。



悩んだときはカウンセラーに相談できるのも心強かったです。
恋愛経験が少ない方には、アプリよりも相談所をおすすめします。
📌結婚相談所とマッチングアプリの決定的な違い の記事や、
私が実際に足を運んだ 📌結婚相談所の無料相談の雰囲気レポート も参考に、安全な環境選びの第一歩を踏み出してみてくださいね。
入会してから感じた「男性不信が和らいだ」瞬間
最初のお見合いで「普通に話せた」という発見
最初のお見合いは、とにかく緊張しました。
でも終わってみると「男性と話すって、こんなに普通なんだ」という驚きがありました。
みなさん礼儀正しく、穏やかに話を聞いてくれました。
「すべての男性が父親みたいなわけじゃない」
職場の男性や、結婚相談所での活動を通じて少しずつ男性不信が和らいでいきました。
カウンセラーに弱音を吐いたら、救われた
入会から数か月間の週末はお見合いや仮交際をこなして、常に張りつめた空気の中、婚活疲れになった時期もあります。
「活動を1週間くらい休みたい」とカウンセラーさんに相談したことがあります。



大丈夫ですよ。一緒に考えましょう
とカウンセラーは優しく言ってくれました。
その言葉にどれだけ救われたかわかりません。
男性に限らず、「信頼できる人に頼っていい」という感覚を、婚活を通じて学べた気がします。
お見合いで「恋愛感情がわからない」と感じたときどうしたか
お見合いへの期待値は「20〜30%」でいい
私はお見合いで会う前の期待値を「20〜30%くらい」に設定していました。
恋愛経験が少ない分、初対面で一目惚れするような経験はありませんでした。
「一目見てビビビ」なんて、私には起きないと思っていました。
だから「会ってみて悪くなければ、次に会う」というシンプルな基準で進めていました。
「演じる」のではなく「すり合わせる」
仮交際中に「好きかどうかわからない」と悩む場面が何度もありました。
恋愛ドラマのような「ドキドキ感」が来ない。「これは本当に好きじゃないからか、それとも私が恋愛慣れしていないだけなのか」正直、区別がつきませんでした。
そのときカウンセラーさんに言われた言葉がありました。



自分を演じる必要はないですよ。相手とすり合わせていくものですよ
この言葉で、少し気持ちが楽になりました。
完璧な「好き」の感情を持つのではなく、一緒にいてどう感じるかを積み重ねていけばいい、と。
夫との仮交際中に感じた「この人となら大丈夫かも」という感覚
夫との仮交際中、私は「ドキドキ感」よりも「一緒にいて安心できるかどうか」を基準にしていました。
夫は、私の父親のようにイライラしたり、自分を良く見せようとしたりすることがありませんでした。
デートで少し失敗しても、笑って流してくれる。沈黙が続いても、気まずくならない。
「ああ、この人といると怖くない」
その感覚が積み重なって、「真剣交際に進みたい」という気持ちになりました。



恋愛経験が少ない方に伝えたいのは、「ドキドキ感がなくても、成婚(結婚)できる」ということです。
恋愛経験がなくても成婚できた3つの理由【振り返り】
活動を終えて振り返ると、
私が成婚できた理由は3つだと思っています。
① 「選ぶ側」だけでなく「選ばれる側」でもあると気づいた
最初の頃は、相手を「審査する」感覚で婚活していました。
でもあるとき気づいたのです。
「相手も私を選んでいる。自分が相手に何を提供できるか」
という視点がまったく抜けていたことに。
「相手に何ができるか」を意識しながら、
希望条件を2つだけに絞ったとたん、流れが変わりました。



恋愛経験が少ないと「選ばれる側の感覚」が薄くなりがちです。
でもそこを意識するだけで、活動の質が大きく変わります。
② 疲れたときに正しく休んだ
活動5か月目、完全に疲弊して数週間休みました。
男性不信の私には、毎回のお見合いや仮交際が精神的に重くのしかかる場面もありました。
無理して続けるより、リセットしてから再開したほうが、結果的に速かったです。
この休息のあとに再開したお見合いで、今の夫と出会いました。
③ プロフィール写真と自己PR文を何度も見直した
男性不信・恋愛経験なしという背景を持つ私にとって、
看板(プロフィール)を整えることは特に重要でした。
「自分のことを正直に、でも魅力的に伝える」という作業を何度も繰り返しました。
プロフィール写真に5万円を投資し、自己PR文は10回以上書き直しました。



もし活動中に限界を感じたら、婚活に疲れた・やめたい時の立て直し方 を参考に正しく休んでください。
そして婚活のスタートダッシュを決める プロフィール写真で差をつける方法 にはしっかり投資すること。
このメリハリが成婚へのカギになります。
結婚はゴールじゃない、家族を作る「スタート」
成婚退会して2か月後、私たちは二人で区役所へ行き、婚姻届を提出しました。
受理された瞬間、私はもう「誰かの娘」である前に、「彼の妻」になり、新しい戸籍を作りました。



結婚は、私が長年苦しめられてきた「男性不信の呪縛」から本当の意味で解放され、自分の手で新しい人生を歩み始めた瞬間でした。
「愛されて育った人は、愛し方を知っている」
結婚してしばらく経ったある日、夫の実家へ遊びに行ったとき、義理のお母様が夫の子供時代のアルバムを持ってきてくれました。
そこには、私のアルバムの何倍もの写真がありました。誕生日、運動会、何気ない日常
一枚一枚に、手書きの付箋でコメントが添えられていました。
「初めて歩いた日。パパとママは大喜び!」
「泣き虫だったけど、かけっこは一等賞だったね」
母の愛、父の愛が、文字となって溢れていました。
それを見た瞬間、胸が熱くなりました。「ああ、この人はこんなにも大切に、愛されて育てられたんだな」と。
私とは正反対の環境。昔の私なら嫉妬していたかもしれません。でもそのときは違いました。
「愛されて育った人は、愛し方を知っている」
夫は、不器用で口数は少ないけれど、私を一度も不安にさせたことがありません。
それは彼がご両親から「絶対的な安心感」を与えられて育ったからなのだと、このアルバムを見て腑に落ちました。



私の心にあった「家族への不信感」を、彼の「家族からの愛情」が埋めてくれる。
これこそが、私たちが夫婦になった意味なのかもしれません。
まとめ:過去は変えられないけれど、未来は自分の手で作れる
私がこの婚活を通じて一番伝えたかったこと。
「過去は変えられないけれど、未来は自分の手で作れる」ということです。
私は「男性不信」というカルマを背負って生きてきました。「結婚なんて地獄だ」「私なんて幸せになれない」と思い込んでいました。
でも勇気を出して一歩踏み出し行動したことで、運命を変えることができました。
今、私は夫と穏やかな食卓を囲みながら、かつて実家で感じていた恐怖や緊張感とは無縁の日々を送っています。
負の連鎖を自分で断ち切ること。それが、この婚活と結婚で得た「答え」です。



あなたも、大丈夫です。
どんなに辛い過去があっても、あなたは幸せになる権利があります。
次はあなたが、その手で温かい未来を掴み取ってくださいね。
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この記事の情報は2026年5月時点・2023年活動時の筆者の体験談をもとにしています。結婚相談所ごとにルールが異なる場合がありますので、担当カウンセラーにご確認ください。



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